さっきニュースを見ていたらなんと「就職難」ならぬ「採用難」らしい。

求人数を見ると最低数を記録しているのはちょうど私達の就職時期である12〜3年前。いわゆる「就職氷河期」と言われていた時期。今ではバブル時代にほぼ近い数字になっているそう。

これを聞いて「やっぱり〜」という気持ちです。

景気回復と言われていますが、実際はそれが要因ではなくずっと企業が採用を控えてきた事と団塊世代の退職を控えているからというのが実際の要因だと思います。

私たちの世代は学生時代にバブルの余韻を感じながら先輩達の極楽売手市場を眺めていたら、突然「氷河期」となり谷底に突き落とされてしまったのです。このギャップに戸惑いを感じながら、多くの優秀な人達が能力を発揮する場所も与えられない状態に・・・

就職活動の時にずっと思っていました。

「企業が後悔するときが絶対来る」
「目の前のことだけにとらわれずに、時代の先読みをしないと知らないよ」って。

私は逆に氷河期だったおかげで今の道を選ぶ結果となったのですが、周りを見ていると本当にもったいなぁって思います。団塊ジュニアで人数が多い分、優秀な人もたくさんいるのです。

単純に新卒採用を増やすのもいいですが、中途採用が企業の将来の明暗を左右するカギになってくるのではないかと思います。

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