4e44e80e.JPG私達にしてはめずらしく、0:30頃にホテルに到着。
いつもならそれからまたお茶しに行くのが普通なんですけどね。

実は次の日のお昼ご飯に気合を入れていたからです。


東京らしい食べ物の1つである「天婦羅」



関西と関東の天婦羅の違いはごま油で揚げること。

実は今回が東京天婦羅デビュー!
まず手始めとしてお昼の天丼からいくことに。

お店は麻布十番の「畑中」というお店に決定。

満里奈さんが、夜食べに行っておいしかったから1人で開店と同時に天丼を食べに入ったらしいのです。場所を聞くために電話をすると、お昼はタレを15人前しか作っていないので、早い目に来て頂いたほうがいいですというお話。

こじんまりしたお店と書いてあったのですが、タレを15人前しか作らないとはかなり職人的な仕事をしているお店と睨んだのでした。

そして私達は満里奈さんを見習うべく、12時前から店の前でスタンバイ。

席に着いたと同時に前から「いらっしゃいませ」と丁寧に頭を下げて頂きました。普通の「天丼」ではなくかき揚げもある「特製天丼」を注文。
ちょうどカウンターの端っこに座っていたので、一部始終職人の技を全て見させて頂きました。注文してから食べ終わるまで、ほとんど会話を交わさずに手さばきをジ〜っと眺めていた女性二人はきっと怖かったに違いありません。

やはり日本の伝統的な世界のピーンとした空気感は、自然と背筋が伸びる感じですごくいいですね。

丁寧に揚げられた野菜、海老、キスたちはテンポよく1つずつタレを少しずつつけ、順番に事前にタレを少しかけたご飯の上に並べられていきます。

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「お待たせしました!」
とまた背筋が伸びるような声で目の前に天丼様がやってきました。

では「いただきまーす」

とにかく今回はデビューなのでこの味を東京とくくっていいのか「畑中」の味とくくっていいのかわからないのですが、関西と比較するとごま油を使っているだけあって色は茶色で香ばしく、食感もしっかりとしています。それに負けないようにタレも色からして濃く、味もしっかり煮詰めた濃厚なお味でした。

素材も一つ一つが新鮮で美味しかったです。

よく海外に出て日本を見直すきっかけになるのと同じように、東京の天婦羅を食べて関西の天婦羅を見直したくなりました。

天婦羅屋さんに行くと最後に「天茶」か「天丼」かと聞かれるのですがいつも「天茶」を頼んでしまうので、ちゃんとした「天丼」を食べた事がありません。

忘れないうちに天婦羅屋さんの「天丼」を食べなきゃと思う日々です。

そして今度の東京はちょっと大人気取りで夜に天婦羅を味わいに行きたいです。天丼とはまた違って、天婦羅そのものを味わえるのが楽しみです。

と、長々と語ってしまいましたが実は私達には14:06の新幹線に乗らなくてはいけないので滞在時間45分で切り上げ。

次はスタッフにそして自分にどうしても買いたいお土産を求めて足早に麻布十番をあとにしたのでした。

またまたつづく。
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