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今日でクリスマスも終わり。
とりあえず気分的には一段落です。
でも年末が迫っているので、ほんの一瞬のひととき。

神戸では震災後から毎年12月にはいると「ルミナリエ」が始まります。

「光の芸術」といわれるだけあって、本当に綺麗で当初は震災後の市民の心を潤してくれました。今年で11回目を迎えた今、色んな声が聞こえてきます。

それぞれの立場によって考え方は様々だと思います。
私の個人的意見はこんな感じです。

実はこの時期が来ると、「あぁ〜ルミナリエの時期か・・・」とちょっと憂鬱になります。

たくさんの来場者がいて喜ばしい事なのですが、この時期は日常生活に支障をきたしてくるのです。

というのもまずは会場である元町は私の好きな場所でもあり、プライベートや仕事でしょっちゅう足を運ぶ場所。
(※元町・三宮・・・神戸の中心地)

その場所へ近づけなくなるのです。
行ったとしても午後2時ぐらいまでが限界。
昼過ぎから警備員が交通整理を始め、路上のパーキングに停めさせてくれなくなります。3時以降から夕方は車の数も増え渋滞。電車もすごい混雑のようです。

こんな状況だから、なるべくルミナリエの時期は三宮、元町へは出かけません。できるだけ近所か逆の方面で用事を済ませます。

そんな理由で私の周りの人達は出かけない人がたくさんいます。

来場者は他府県からもたくさん押し寄せてすごい人数で、経済効果があるように思えるのですが、実はそれはほんの一部だけのようです。
手軽なコンビニ、テイクアウト商品に集中して、地元の人は集まってこないので飲食店は逆に暇とも聞いています。
忙しいお店があったとしても、本当にその周辺のお店だけ。

会場近くの大丸もトイレは大混雑で、毎年すごい万引きの件数だそうです。その為に警備員をたくさん配置して大変だとか。

ルミナリエ自体は元々大赤字なので、募金を募っています。
震災直後は良かったにせよ、あれから年数が経って状況が変わった今、神戸市は早く見直すべきじゃないのかなと思います。

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